掃除・洗濯

セスキ炭酸ソーダの使い方は?掃除に使える万能グッズ!

みなさんは、『セスキ炭酸ソーダ』って聞いたことありますか?

ナチュラルクリーニングの先駆けとして今や私たちのお掃除アイテムにはなくてはならない重曹。そんな重曹に負けるとも劣らないのが、『セスキ炭酸ソーダ』なんです。

今回は、そんな『セスキ炭酸ソーダ』に関しましてシェアしていきます。

 

  <スポンサーリンク>

 

 

 

Contents

セスキ炭酸ソーダって何に使うの??

セスキ炭酸ソーダってどんなもの?


セスキ炭酸ソーダは、重曹(炭酸水素ナトリウム)炭酸ナトリウムの2つの物質が結合した複塩です。重曹と同じく、無機物で環境に負担になりにくい特性があります。

どちらもアルカリ性の物質ですが、重曹よりも水に溶けやすく、多様な目的での使用が可能です。

 

『重曹』との違いは?


セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸ソーダのちょうど中間の物質です。炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)とは、強アルカリ性の物質で、洗剤などの助剤として使われています。

重曹との1番の違いは、アルカリ性の度合いです。重曹が、ph8.2に比べ、セスキ炭酸ソーダは、ph9.8あります。よって油汚れなどは、セスキ炭酸ソーダの方が洗浄力が高いです。

  重曹 セスキ炭酸ソーダ
アルカリの強弱(ph)

ごく弱いアルカリ性

ph8.4

弱アルカリ性

ph9.8

化学名 炭酸水素ナトリウム セスキ炭酸ナトリウム
水への溶けやすさ
油汚れ
研磨作用 ×
消臭

 

セスキ炭酸ソーダの使い方


セスキ炭酸ソーダは、粉末で販売されています。

 

セスキスプレーの作り方


セスキ炭酸ソーダは水で、溶かしてから使うのが一般的です。

水500mlに対して、セスキ小さじ1~2杯溶かします。私のは、ボトルが再利用で350mlのため、小スプーン2/3程度で作りました。セスキのパウダーは、混ぜなくても、すぐ水に溶けてくれます。

これで、セスキスプレーの完成です。1週間程度で使い切るよう推奨されています。

 

どんなお掃除に使えるの?

万能に使えるセスキ炭酸ソーダですが、特におススメの使い方がこの5つです。

  • 油汚れ
  • 血液の汚れ
  • 皮脂汚れ
  • 靴や靴下の消臭
  • 鍋の焦げ落とし

 

➀ キッチンのベトベト油汚れ


特に換気扇やコンロ回りのギトギト油には、セスキ炭酸ソーダが本当におすすめです。私も以前までは、市販の油汚れ用クレンジングを使っていたのですが、脂が固まってしまうとなかなか落ちにくく、なかなか納得のいくものに出会えませんでした。頑固な油汚れに試してみてください。臭いがほぼない点もキッチン周りに使うものとしては、大切ですよね。

■ やり方 ■

  • コンロなど気になる箇所にセスキスプレーを吹きかける
  • キッチンペーパーにも染み込ませパックする
  • 15~20分置いたのち、ふき取る

 

➁ 血液の汚れ


血液汚れの主成分は、タンパク質です。タンパク質はアルカリ性に溶けやすい性質があるため、セスキはもってこいです。ただ、血液が固まってしまうと、なかなか落ちにくくなるため、早目の処理が大切です。

■ やり方 ■

  • 血液の付着部分をセスキを溶かしたお湯につける
  • 30分ほど経ったら水かお湯でゆすぐ

 

➂ 洗濯物の皮脂汚れ


セスキ炭酸ソーダは、洗濯洗剤としても代用できます。水でも溶け残りはしませんが、温度が高いほど洗浄力がUPします。また、気になる皮脂汚れには、つけ置きをすることでさらに効果が増します。

※麻やウール、ナイロンなど衣服の種類によっては、つけ置きに向かないものもあります。

■ やり方 ■

  • 気になる襟や袖部分にセスキスプレーを吹きかける
  • 30分ほどおいて、通常通りのお洗濯

 

➃ 靴や靴下の消臭


重曹と同じ成分が入っているため、消臭効果が非常に高いです。漂白剤のように色落ちの心配もありませんし、つけ込むことで、しっかり靴独特の匂いを消してくれます。

■ やり方 ■

  • 洗える靴ならば、セスキを溶かしたお湯に1時間程度つけ込む
  • しっかり洗って脱水、のちに天日干し
  • 洗えない靴ならば、セスキスプレーをかけ、風通しの良い所に置いておく

 

➄ 鍋の焦げ落とし


熱を加えることで発泡し、その力で焦げを浮かせて落とします。

※アルミ製の鍋は、化学反応を起こしてしまいますので使用NGです。

■ やり方 ■

  • 焦げた鍋に水とセスキ炭酸ソーダを入れる
  • 沸騰するまで煮る
  • 少し冷めたらスポンジで擦る

 

 

  <スポンサーリンク>

 

 

 

私のキッチンでの効果検証!!

コンロの染み付いた油や焦げに使ってみました


我が家のコンロ・・・恥ずかしながら引っ越してきてから約2年。布きんで拭いたりはしていたけど、ちゃんと油が落とせていなくて積もり積もったものです。到底Ladyの家のものとは思えない。笑

かなり焦げ付きがあったので、セスキのスプレーとキッチンペーパーで漬け込みます。

そのまま置くこと約20分。割り箸でこすりながらキッチンペーパーを外します。

コンロ回りのこびりつきだけ頑固な汚れが落ちません。

コンロ回りだけもう一度。今度は、1時間置きます。

 

1時間後、キッチンペーパーをはがして、今度は、メラミンスポンジでこすってみます。

どうでしょう?かなり綺麗になりましたよね!!セスキと水とスポンジだけですよ!!とても手軽ですので、これだったら定期的にお掃除するようになると思います。

 

セスキ炭酸ソーダの注意点


かならずご購入したセスキ炭酸ソーダの使用上の注意をお読みください。また、以下の点にも留意ください。

  • 弱アルカリ性のため、皮膚の弱い方はゴム手袋をご使用ください。
  • 衣類の種類によっては、色落ちの可能性もありますので、目立たない部分でお試しをしてみてください。
  • アルミ、たたみ、木製製品は黒ずみになりますのでご注意ください。

使用上の注意をしっかり守れば、危険な物ではありませんし、汚れを落とすには、とても有能です。是非、セスキ炭酸ソーダでいろいろな所を綺麗にしましょう!

 

 

  <スポンサーリンク>

 

ABOUT ME
maopani
人生の曲がり角をひた走る、30歳OLです。感じた事、思ったことをマイペースに更新していきます。