みなさん、こんにちは。
朝晩が少し肌寒くなり、いよいよ秋の訪れも近くなってきましたね。
9月23日には今月6個目となる台風17号が発生しました。
今のところ、日本付近を通るルートではないようですが、今年は、東日本の方を直撃する台風やUターンする台風など、異例ずくめのものが多いようです。
ちなみに、この台風17号ですが、『MEGI』っていう名前がついているのを知ってますか?
私たちは、通常台風〇号というように呼ぶため、、正式な名前やどのようにしてそれが決まっているかなんて気にもしませんよね。
でも、なぜ『MEGI』という名前なんでしょうか?
そもそも、誰が決めているのでしょうか?
今回は、そんな台風のお名前がどのようにして決まっているのかを調べてみました。
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Contents
台風の種類と発生数
台風って実は、日本だけでなく世界各国で発生しているのを知っていますか?
基本的に同じ構造を持っていますが、地域によってその呼び名が違います。
日本を含む北西太平洋・アジアでは台風またはタイフーン(typhoon)
アメリカなどの北中米ではハリケーン(hurricane)
その他の地域ではサイクロン(cyclone)と呼ばれています。
図で見るとわかりやすいです。
出典:http://waowaowao.com/post-8035-8035
よく海外のニュースなどで、ハリケーンという言葉を耳にしていましたが、日本でいう台風のことを指していたのですね。
そして、台風ですが、毎年平均して、25個程発生しており、そのうち、5~6個日本へ上陸しているようです。
今月に入って6個上陸した2016年は、この平均からもわかるように台風の上陸が多いですよね。
ちなみに、2004年には、計10個の台風が上陸したみたいですので、まだまだ油断できませんね。
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台風の名前って誰が決めてるの?
台風の基本的なことがわかったところで、いよいよ本題です。
そもそも、台風って誰が名前を決めているのかっていうところです。
気象庁のホームページによると・・・
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
出典:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html
つまり、台風のお名前は、発生したたびにつけられるのではなく、すでに名前があるものを使いまわしている!!
ということなんですね。
ちなみに、使いまわされる名前の数は、140個!!!
毎年平均して、25個発生しているとしたら・・・・
おおよそ5年くらいの周期で同じ名前の台風が回ってくることになります。
ちなみに例外もあるそうで・・・甚大な被害をもたらした台風の名前は以後使わないこともあるそうです。
調べれば調べるほど面白いですね。次にどんな名前があるのか見てみましょう。
台風の名前と種類
本日発生した台風17号の名前は、『MEGI』。
MEGIと書いて、メーギーと呼ぶそうです。意味は韓国語で、『やぎ』。
えっ!!?ヤギ!?台風の名前が、ヤギ!?
なんか正直イメージと違いました。もっとこう力強い名前のものかと勝手に想像していたので・・。
日本や韓国、アジア諸国によって、それぞれ名前つけられた名前があるようです。
例えば、日本がつけた名前は・・・
・ Hato(ハト)・・・ハト座
・ Tembin(てんびん)・・・てんびん座
・ Usagi(ウサギ)・・・うさぎ座
・ Yagi(ヤギ)・・・やぎ座
・ Kajiki(カジキ)・・・かじき座
・ Kammuri(カンムリ)・・・かんむり座
・ Kujira(クジラ)・・・くじら座
・ Koppu(コップ)・・・コップ座
・ Kompasu(コンパス)・・・コンパス座
台風のお名前に『ウサギ』って・・割とマイナーな星座のお名前のようですが、様々な所以があるようです。
商標登録と被らないようなマイナーなものを選んだ。
台風の影響を一番受ける船舶の運航に大きな役割を果たしているということで星座から選ばれた。などの理由があるようです。
まとめ
どうでしたでしょうか?
今回は、普段なじみのない台風の名前を深ぼってみました。
私たちの知らないところで、こんな名前がついてるんだなんて思うと面白いですよね。
是非、台風発生の際には、名前にも注目してみてください。
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