みなさんは、月々の電気代って気にしてますか?
毎月のお給料の中から固定費として出ていくものですが、実はちゃんと節約できる方法があるんです。毎月数百円でいいから節約できれば、年間で見るとかなり大きな額になります。
ちょっと贅沢な外食もできますし、それを貯めていけば欲しいものだって買えたりもします。
毎月の出費だからこそ、改めて無駄がないか見直してみることも大切ですよね。
今回は、電気代にスポットを当てて、簡単に出来る節約方法をシェアしていきます。
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Contents
□電気代ってどんな料金?
□
電気代といえば、主月として、エアコンや冷蔵庫、照明器具や洗濯機など大型家電の消費が大きいです。しかし、普段意識していないものも実は電気代ってかかっているんです!!
電気代≠大型家電
毎月支払っている電気代ですが、改めてどうったものが電気代になるのでしょうか。例えば、家電製品やエアコンは、電気代がかかるのがイメージできますよね。
でも、こういったものも実は電気代がかかっているんです。
- ガス温水器
- ウォシュレット
- 換気扇
- ウォーターサーバー
- 食器乾燥機
ウォッシュレットもガス温水器も、普段はつけっぱなしにしていませんか?実は電気代がかかっています。大きな家電製品に比べたら微々たるものかもしれませんが、大切なのは小さい事でも意識を変えることです。
電気料金の構成は?
電気料金=基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金
で構成されています。皆さんのお家にも電気使用量のお知らせが毎月来ているはずです。今回は、電気の契約時から何もプラン等変更してない、標準プラン(従量電灯B・30A)の私の電気代を見ていこうと思います。
基本料金とは?
各電力会社が定める料金になります。契約するアンペア(使用できる電気の量)によって定められており、例えば東京電力(2016年11月現在)であれば・・・
- 10A ・・・ 280円
- 15A ・・・ 421円
- 20A ・・・ 561円
- 30A ・・・ 842円
- 40A ・・・ 1,123円
と定められています。通常1人暮らしのお家ですと20A~30Aが多いようです。私のお家は、上の画像通り30Aでの契約になっています。東京電力でも、プランによっては、基本料金がアンペアでない場合もありますし、 関西電力や沖縄電力はこのアンペア制を導入しておらず、独自の料金体系となっています。
電力量料金とは?
私は、従量電灯Bというプランを契約しているため、電気料金が三段階式になっています。電気の使用量は、最初の120kwhまで、121kwh~300kwh、301kwh以上の3つです。これは、省エネ推進のために電力会社が定めたもので、使用料が多いほど、基本のお値段も高くなるという計算になります。こちらも東京電力(2016年11月現在)の例ですが、
- 【第一段階】 最初の120kwh ・・・ 19.52円
- 【第二段階】 121kwh~300kwh ・・・ 26.00円
- 【第三段階】 301kwh以上 ・・・ 30.02円
つまり、私の使用量を目安にすると、0~120khwまでの使用量が、2,045円かかっているので、この月は、2,045円÷19.52円で、約104khwの電力を消費したことになりますね。
例えば、150khwの電気を使ったとしたら、
0~120kwhまでが、120khw×19.52円=2,342円。
残り30khwが、第二段階の計算になるので、30khw×26.00円=780円といことになります。
燃料費調整額とは?
燃料費調整額とは、火力燃料(例えば液体天然ガス・石炭など)の価格変動を電気代に迅速に反映させるために導入されたものです。
1~3月の平均貿易価格が、6月の電気代に反映され、貿易価格の上下によって私たちの電気代にプラス、もしくはマイナスされていきます。例えば、私の12月分で行くと、308円マイナスされていますよね。これは、おそらく7月~9月の火力燃料の取引額が、電力会社の定めるものより安かったため、マイナス調整されているということになります。
再エネ賦課金とは?
2012年7月に、電力会社は、太陽光や風力など、再生可能エネルギーを用いて作られた電気を買い取らなければいけないという法令が出来ました。つまり、その電力会社が買い取る再生可能エネルギーの料金を私たちが、電気の使用量に応じて負担していることになります。
なんで私たちが!と言いたくなりますが、国の決まりですので仕方ありませんね。
ちなみに、今ですと単価2.25円×1ヶ月の使用量(kwh)の負担になります。
電気料金はいろいろなものによって構成される
こうやって電気使用量のお知らせを見てみるだけで、知らないことがたくさん発見できました。今は、各社ホームページで、ご自身のプランや使用状況を簡単に確認できます。
どれだけ自分が電気を使用しているのか、そこに無駄はないのか、是非とも確認してみてください。
□実際に電気代を見直してみよう!
□
1人暮らしの平均電気代は?
平均して1人暮らしの電気代は、3000円~4000円だと言われています。もちろん、住んでいる地域(寒い地方の方は、冬の電気代はもっとかかる)によって誤差は、あるかと思います。
あくまで、平均ですので、もっとお安くお得に過ごしてらっしゃる方も中にはたくさんいるでしょうし、逆にちょっと平均より高いなという方は、電気代を見直すいいチャンスです。
私の電気代の場合
私は、電気代のお支払いをクレジット払いにしているため、自分で意識して確認しないと、自分がどれだけ電気を使っているのかわかりません。
ちなみに、過去10ヶ月分の電気代を調べてみました。
10月 | 2,901円 |
9月 | 3,747円 |
8月 | 3,519円 |
7月 | 2,416円 |
6月 | 2,196円 |
5月 | 2,386円 |
4月 | 2,732円 |
3月 | 3,052円 |
2月 | 3,812円 |
1月 | 3,752円 |
私は、1人暮らしのOLで、平日は7時過ぎに帰宅します。お休みの日は、家にいる事が多いです。
平均すると、2,713円。年間で見ると、平均に近い額なのですが、季節ごとに見ると、やはり暖房やクーラーを使う時期は、4000円弱です。希望としては、どの月も3,000円以内、ハイシーズン(夏・冬)でも3,000円前半台で押さえたい所です。
まずは契約内容の見直しから
新居に引っ越してから、一度も契約内容を見直したことのない方。是非、自分がどんなプランの電気契約をしているのか、確認してみてください。大きく電気代を抑えられる可能性があります。
これは、電気使用量のお知らせを見るとすぐにわかります!
ちなみに私の場合、
- 契約容量 30A
- 契約種別 従量電灯B
という契約内容になっています。
契約容量 30Aって?
これは、自分で選択したものでなく、勝手に選ばれた、といって失礼ですが、だいたい1人暮らしに必要であろう容量が最初から選ばれているようになってます。
この容量は、同時に使用できる電気の量が決まっています。そして、アンペアを変えるとなると、業者さんに来てもらってアンペアブレーカーのチェンジが必要になります。ちょっと手間がかかりますね。
私は、1人暮らしであれば、30Aが妥当だと思います。
出典:https://enechange.jp/articles/match-ampere
例えば冬の朝、部屋の明かりをつけて、暖房をつけて、TVをつけて、ヘアーアイロンをONにして、ドライヤーをかけながら、お湯を沸かしながら、パンを焼くなんてことがあります。私は、一度これをしてブレーカーが落ちました。笑
朝のバタバタしている時に、こんなシーンでブレーカーが毎回落ちていたんじゃ遅刻しちゃいます。基本料金では、20Aと30Aだと281円違いますが、背に腹は代えられません。特に女性の1人暮らしですと、30A くらいあった方が、良いと思います。
本当は、あまり使用量が少ない春や秋は、アンペアを減らしたいのですが、こちらは年間契約のため、そういったことができません。
従量電灯Bって何??
この従量電灯Bは、標準的な電気プランで、10A~60A以下で、季節や時間帯に関係なく、使用した分だけ電気料金が発生するプランです。私は、こちらで契約をしており、上記でも説明した通り、使用した電気量によって三段階式で料金が発生します。
実は、このプランってライフスタイルに合わせて変えられるってご存知ですか?
電力会社によってそれぞれプランが違いますが、例えば東京電力の場合、夜トクプラン(夜トク8・夜トク12)というものがあります。これは、日中あまり家にいない働く人向けのプランで、夜トク12の場合、
- 朝9時~午後9時→33.67円
- 午後9時~朝9時→22.55円
といったように、電気代の基本料が、使用料でなく、時間によって変化します。
電力競争時代の今、その他各社、似たようなプランや独自の電気プランを打ち出しています。今一度、ご自分の生活にあったプランの見直しをお勧めします。
電力自由化は本当にお得なの?
電力自由化になって以降、大手の電力会社だけでなく、今や携帯会社や楽天までもが電気を売るようになってきましたよね。
私たちが、自分のライフスタイルや懐事情によって、自由に電気を買う会社を選べるようになった分、違約金や加入条件があったりと、まだまだ浸透するのには難しい部分も見え始めてきました。また、何か大きなトラブルがあったときの対処や自然災害時の対応などまだまだ大手に、かなわない部分もあります。
それでも、私たちに選択の余地が広がったということは喜ぶべきところかもしれません。
ちなみにこちらのサイトで、ご自身にあったプランを探してくれます。大変面白かったので、是非試すだけでもしてみてください。
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□私のおススメ!1人暮らしの電気代節約法!
□
私の電気代の中で、9月→10月が、3,747円→2,901円に大きく下がっています。この1ヶ月で、電気代を抑えるために、3つのことにチャレンジしました。その節約方法をご紹介します。
➀冷蔵庫を強→2へ
自分で設定していたのか全く記憶にありませんが、とりあえず冷蔵庫の温度が、強になっていました。よって、まずはこの温度を2に下げてみました。(画像が暗くてすみません)
冷蔵庫に関して言えば、
- 開けたままにしない
- 物を詰めすぎない
- 壁から少し離して設置する
- 温かいものは、きちんと覚まして入れる
➁ 部屋のライトを二段階、落とす
私のお部屋のライトは、五段階式になっておりまして、今までは、知らずに一番明るいライトを使っていました。実際に、二段階落としても生活しても、なんの支障もありません。
正直、あまり違いが判りませんよね。ちないに上が全開で、下が二段階落としたものです。目にも優しい気がしています。是非、段階式の電気の方はお試しください。
➂ トイレのおまかせ節電
我が家は、TOTOさんのトイレです。
今、おまかせ節電に設定をしているのですが、このおまかせ節電ってすごいんです!!
トイレが使用頻度を記憶して、あまり使わない時間帯には自動で便座の温度を下げてくれているんです。私はこの設定に猛烈に感動しました。笑
その他、水圧も弱に設定しています。
3つの方法で、簡単節電!
あくまで、1ヶ月の料金を比較しただけのため、一概に3つだけが良かったわけではないかもしれません。ただ、この1ヶ月で電気代を意識して取り組んだことで、確実に電気代が下がりました。
ご自身の電気代に無駄はありませんか?
是非、この機会に一度見直してみてください。
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